2020年10月1日高千穂峰登山スタート11:14 鹿児島にいながら天孫降臨の天の逆鉾を見たいとずっと思っていたがなかなか機会がなく,9・22連休にツーリング兼ねて登ったがメインの御鉢までの急斜面7割強登ったところで頂上もまったく見えない状態,台風が近づいていたせいか体があおられる程の強風が吹き,初心者がこのまますすんではいけないと思い引返した。そのリベンジで本日再挑戦。一礼してスタート |
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霧島神宮古宮址(二番目の神宮) 霧島神宮が1234年まであった場所,バックに高千穂峰があり参拝との両立を考えると最適な場所だ。この直前を右に曲がり登山道へ |
登山道最初の遊歩道 最初の10分くらいは自然遊歩道を兼ねた石畳等で整備された林道 |
御鉢登山の助走開始11:32 遊歩道を過ぎると裾野を砂や細かな砂礫の道があり,写真の緑が切れている辺りからメインイベントの岩やゴロゴロした溶岩の急斜面を御鉢の頂上向かって本格登山コースとなる。自分では写真もっと撮っているつもりだったが急斜面で足場も悪くきついので落ち着いて構図を取れない・早く登りきりたいという気持ちからか,一枚も残ってなかった。10km毎週くらい走っているがはるかにそれより息があがり,水分補給しながら頂上を目指した,その間20分くらいだろうか |
御鉢の馬の背入口11:56 メインの急斜面登山の次は御鉢の火口へりの馬の背という平均5m幅くらいだろうか,両側はすり鉢状の道を渡る。傾斜は緩いが狭いとこは3mくらいか,結構緊張する。 |
御鉢火口 今も活火山の御鉢の火口。桜島,阿蘇など火山は似た様な光景,しかし足がすくみ○◇○◇の根元ががキュンとする。 |
馬の背から霧島市街地方面臨む |
馬の背頂上から御鉢火口臨む12:07 |
馬の背頂上から背門丘・高千穂臨む これから先が背門丘(せたお)と呼ばれる馬の鞍部分の砂地の凹,その先に元宮が見えそこから先が山頂に向かって砂地の登山が始まる。 |
元宮(一番目の神宮)12:10 29代欽明天皇時代540年僧慶胤が建てた |
高千穂山頂から御鉢臨む 背門丘から山頂は砂地だが老若男女のために網状の袋で階段を作ってあり登りやすいが息は登坂ランニング練習よりハアハアなった。 |
高千穂山頂12:31 登り約80分,霊峰高千穂山頂と天の逆鉾。天気も良く360度見渡せた。なぜかミツバチが多く昼食でおにぎりやマンゴー味のゼリー栄養補助食品を食べたがそれからは体にまとわりつき,下山し始めても5分くらいは着いてきた。 |
天の逆鉾 青銅製の三叉の鉾,伊耶那岐イザナキ・伊耶那美イザナミの神が国生み最初のときかき混ぜた矛・天沼矛アメノヌボコとも云われ,天照大御神アマテラスオオミカミの命によりその孫・邇邇芸命ニニギノミコトが三種の神器を携え降臨し地上統制の際逆さに突き立てたとされている。日本初の新婚旅行・坂本龍馬とおりょうがこの地を訪れ,また龍馬はこの鉾を抜いてしまったと姉乙女に綴っている。奈良時代には存在した記述があるらしいが解明はされていない。噴火等で破損・紛失し現在のはレプリカ,地中には柄が残っているらしい。写真やTVで見てた感じではもっと大きなものと思っていたが人間サイズだ。毎年詣でるパワースポット霧島東神社の社物となっている。霧島東神社+更なるパワーを引き寄せるため体力・気力を注ぎ,毎年ここに拝むことを決意した。 |
高千穂山頂から新燃岳方面臨む。下山12:55 |
下山・馬の背頂上13:09 火山はこのような酸化した赤土がある |
下山・馬の背13:20 これぞ馬の背という風景,視界が悪かったら歩けるかな? |
御鉢裾野13:40 降りるときもメインの急斜面ゴツゴツ溶岩部分の写真はなかった。急斜面後遊歩道前の砂・砂礫の道 |
鳥居14:05 下山70分 |
霊峰高千穂全景 左側が御鉢で緑部分が古宮や登山道入口遊歩道,緑が無い部分をほぼ直線的にゴツゴツした溶岩急斜面を登り頂上から右側の高千穂側に向かうなだらかな火口縁の馬の背の稜線,見えない裏側のくぼみ砂地の背門丘・元宮とおり右側の頂が高千穂峰1574m |